スナークの意味について、
宮部みゆきの「スナーク狩り」のスナークの意味です。
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スナークとは伝説の生き物のこと。
でも、それは、ルイス・キャロルが作り出した虚構の世界です。
※ルイス・キャロル=不思議の国のアリス 作者
そして、「スナーク狩り」というのは、ルイス・キャロルの散文詩。
伝説の生き物、スナークを退治しに海を渡り、奇妙な島にやってきた一行は
スナークを追い詰めているうちに、いつしか、
「スナークを捕まえる」
「スナークを退治する」
という最初の目的を忘れ、スナークへの殺意だけに支配されるようになります。
宮部みゆきが、この作品「スナーク狩り」で伝えたかったのは
簡単に人間は殺意を抱くことができる、
殺意に捕らわれたら自分ではどうすることもできない、
そんな意味だったのではないでしょうか?
昨日放送された「スナーク狩り」
その意味を知っていて、観れば、少し目線が変わったかもしれませんね。